2009年05月12日

抜歯の基準

 親知らず以外の永久歯を抜歯することは患者さん本人にとって苦痛であり、なかなか同意していただけない方もいます。
 もちろん私の職業は歯科医師であり、”治す”のが仕事で、出来る限りその歯が残せるようにしてきます。しかしどう治療しても治すことが出来ず、もしくは治る見込みがないときは抜歯をします。
 ただ抜歯なのか?残すのか?迷うような時もたびたびあり、そのよう時は患者さんと相談して(数年で抜歯になる可能性を説明して)残すようにしています。
 抜歯の理由には
  1重度の歯周病
  2歯根破折
  3C4(歯が虫歯でほとんどなくなった状態)
  4大きな根尖病巣(根の先に巨大な膿の塊がある)
 などがあります。

 私も出来ることなら抜歯はしたくありませんが上記のような場合、痛みなどの症状がなくても隣の歯にダメージを与えたり、歯の周りに存在する骨を吸収します。早めに抜歯しておけば1本の抜歯で済むところ1〜2年放置して両隣3本抜歯しなければならなくなったこともしばしばあります。
 抜歯しか方法がないと説明すると、うれしそうな顔をする患者さんはいません。私も好き好んで抜歯しているわけではないことをどうぞご理解ください。(心の中では治せなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。もうやだ〜(悲しい顔)
posted by マル at 23:08| 東京 🌁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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